2017年6月19日月曜日

Hiroyuki Komagata / GARDEN (Japanese article)



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Hiroyuki Komagataの”Garden”を再生すれば、一瞬で、どこまでも広がる草原に行ける。
それは、煌びやかながら叙情的で壮大なポストロック!
Hiroyuki Komagataは、新潟県在住。
2012年より主にsoundcloudで音源を発表し、Mogwaiに強い影響を受け、ポストロック系の楽曲をメインで作っている。
筆者は、Mogwaiだけでなく、伝説のポストロックバンド、Saxon Shoreのような叙情性をも感じた。
彼に3曲入りのEP”Garden”について話を伺った。
「以前、僕の曲を自分の映画に使ってくれた学生さんより、新作の映画のために1曲作って欲しいと依頼されて作った曲です」「その映画は近未来を舞台とした青春群青劇なのですが、なかなか悲劇的なラストでして、かといって音楽まで憂鬱なのも違うだろうと、希望が持てるような曲を作りました」
そう、このEPには前向きな希望が詰まっている。
Gardenを聴けば、心に、色褪せることのない不朽の庭に風が吹き抜ける。
Undoは、決して消えない感動を与えてくれる。
Tomorrowは、明日への強い希望を持たせてくれる。
Hiroyuki Komagataからのメッセージを。
「ほとんど楽器もできない自分が、無謀ながらも音だけのインスト曲で、もがき苦しみながら、作ってきました。どうせなら、人の心を動かせるものを、エモーショナルなものをと思ってやってきました。もし一人でも、自分の曲で何かを感じてもらえたなら、何も言うことはないです。それだけで僕は十分です」
彼は現在、歌モノを作るべく、ボーカロイドでイメージを膨らませているという。
人の心を動かせるほどの感性を持つ彼ならば、再びエバーグリーンな曲を聴かせてくれるに違いない。

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